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5月17日(水) 

喜清院様 本堂大リノベーション工事
 おはようございます。
 今週から岩手県遠野市にある喜清院(きせいいん)様本堂大改修工事が本格的にスタートしました
今回は、本堂内部のケヤキ丸柱・虹梁(こうりょう)等を再利用し、それ以外の基礎、壁、床、天井、外柱、屋根を新しく作り直すという大リノベーション工事となります。
この写真は、本堂の足場工事工事が終了して本堂屋根後ろ側の古い焼瓦を解体しているところです。新しい屋根は弊社特許商品の強化ハゼ銅板一文字葺になります。

5月16日(火) 

葛飾柴又にある帝釈天の彫刻。
 おはようございます。
 先週の週末、所用で東京に行ったのですが、少し足を伸ばして葛飾柴又にある「フーテンの寅さん」で有名な帝釈天を見学してきました。正式には柴又帝釈天題経寺と言い日蓮宗の寺院です。とても立派な境内でした。また、特にご本堂の彫刻がすばらしく思わず見入ってしまいました。この写真は本堂の外壁に施された彫刻の一部です。大きく厚いケヤキの一枚板を彫って製作してあり、とても精密で細かいところまで生き生きと表現されています。現在は、「彫刻ミュージアム」として間近で見学できるように整備され本堂の外周りを屋根付の回廊で廻れるようになっています。

5月15日(月) 

巨海院唐破風 ケヤキ材のイバラ垂木 
 おはようございます。
 山形県大江町にある巨海院(こかいん)様の工事状況です。巨海院様は山形県の西村山地方で一、二番の大きくて立派な御本堂ですが、大唐破風(おおからはふ)の傷みが酷(ひど)くなり木部の小屋組みから新しく作り直すことになりました。そのため大きくカーブを描く「イバラ垂木(たるき)」も新しく交換しました。イバラ垂木や化粧垂木は全てケヤキ材で出来ており、一本一本型を取り、太いケヤキ部材から作製して交換しました。これから母屋(もや)を掛け野垂木を流し、徐々に唐破風の形を作っていきます。

5月13日(土) 

本行寺様 本堂改修工事状況
 山形県上山市で工事をさせていただいている本行寺様の工事状況です。本堂大屋根の銅板葺き工程が無事終了しました現在、下屋(げや)のカラーステンレス葺き工程に入っているところです。これが終わるといよいよ完成となります。今回は、本堂が山の中腹にあり、表の道路から本堂までの約400mは石段と急な細い坂道しかなく、足場材や工事に使う資材を車両で運び込めないという状況でした。当初は、「仮設道路を新たに作らなければ工事はできない」と誰もが思っていましたので、「弊社なら仮設道路を造らなくても大丈夫ですよ!」と言うと大変びっくりされました。
これまでさまざまな厳しいシチュエーションの中で工事を成し遂げてきた弊社のノウハウが生きた形となりました。もう少しで足場撤去というところまで来ましたが、最後まで絶対無事故で頑張りますのでよろしくお願いいたします。
 

5月12日(金) 

玄松院様 本堂大リノベーション工事 
 おはようございます。
  宮城県美里町の玄松院(げんしょういん)様本堂大リノベーション工事の現場です。いよいよ本堂屋根の銅板葺き工程に入りました最初に軒先の葺地(ふきじ)から銅板葺きを始めます。今回は5段葺きで葺いています。古い屋根のときは1段葺きでしたが、葺地を厚くして5段葺きにすることにしました。これにより見違える様に重厚感のある堂々たる銅板屋根に仕上がっていきます。弊社の宮板金職人達が一枚一枚型を取り、加工した銅板を丁寧に張っていきます。完成が楽しみです。