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社員研修旅行。

2019-09-08
9月5日-7日の3日間、社員研修旅行に行ってきました。
 
今回は北陸の旅。石川県では奥能登にある日本最大級の古民家・上時国家(かみときくにけ)や兼六園、武家屋敷などを訪れ、富山県では木彫の里・井波市にて北陸最大の伽藍(がらん)と呼ばれる瑞泉寺(ずいせんじ)を訪ねました。
 
どれもが、歴史の重みを感じさせる厳かさを持ち、見応えがあるものばかり。太さ2尺(約60㎝)・長さ20尺(約6m)もの柱や梁を、クレーンなどの重機を使わず組み上げる。欄間(らんま)の彫りの精巧さ、立体的な造形が生む躍動感。その技は、如何に日本人にとって「木」という存在が身近で、工夫しながら生活に取り入れてきたかを教えてくれました。
 
当社も、「木」を扱う職人集団として、研修旅行で得た学びを活かし、より良い仕事を通してお客様に喜んで頂ける様、精進していきます◎

本堂の新築。

2019-09-03
本日は山形県天童市の光明院(こうみょういん)様へ。
 
写真は新築中の本堂の様子。現在は屋根面の木下地の上に、防水処理のアスファルトフェルトを施工しています。
 
今回の屋根面は弊社特許の「強化ハゼ銅板」を用いた一文字葺き。木下地に屋根反りや軒反りを与え、銅板屋根特有の流麗な曲線美を最大限に活かせる様、丁寧かつ確実に施工していきます◎

軒先の木工事。

2019-08-30
本日は秋田県秋田市の林清寺(りんせいじ)様へ。
 
写真は軒先の木工事の様子。仮屋根を剥がし、軒桁の上に化粧垂木を施工、隙間には面戸板(めんどいた)を入れて収めていきます。
 
一本一本、隙間が出ないよう、角度を調整しつつ丁寧に仕上げていきます◎
 
 

銅板葺き改修工事。

2019-08-27
本日は山形県東根市の養泉寺(ようせんじ)様へ。
 
写真は仮設足場を設置した様子。
 
今回の工事は屋根面の銅板葺き。まずは仮設工事ということで、軒廻りの足場を配置し終えました。既存の屋根は鋼板葺きですが、中に茅(かや)が残っています。これらを解体・撤去の上、小屋組みから新しくしていきます◎

五重の塔。

2019-08-24
本日は山形県天童市の常安寺(じょうあんじ)様へ。
五重塔の銅板葺き、本日でついに五層全て葺き上がりました!
 
五重塔は県内に3棟しか無く、今回の建立は136年ぶりとのこと。高さは32.7mで鶴岡市・善宝寺様の五重塔に次ぐ大きさです。
 
このような意義のある、素晴らしい工事に関わることが出来、大変に嬉しく思います。地域に愛される建物として末永く残っていく様、心より祈念しています。