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1月24日(火) 

東根市の本源寺様 仮設スロープ解体状況
 おはようございます。
山形県東根市で工事をさせていただいている本源寺(ほんげんじ)様です。本堂及び客殿の銅板葺き工程が終了しました。この写真は工事用に設置した仮設スロープを解体しているところです。今回の工事では境内(けいだい)の空き地が狭くて、当初予定していたクレーンを構えることができませんでした。その為、古い屋根を解体した際に出るカヤや木材など解体材の搬出、新しい屋根を作るための梁(はり)や桔木(はねぎ)など太い部材の搬入を人力でしなければならないことに。そこでS棟梁が考案したのが緩(ゆる)やかな勾配の長い仮設スロープでした。これによりスムーズに搬出・搬入が出来るようになり、順調に新しい屋根の骨組みを組み上げることができたのです。さすが棟梁、グッドアイデアでした。

1月23日(月) 

玄松院様 床組み工事着手状況
 おはようございます。
宮城県遠田郡美里町にある玄松院(げんしょういん)様本堂大改修工事の作業状況です。耐震補強の耐力壁(たいりょくへき)造作(ぞうさく)工程が終了し、新しい床組(ゆがぐみ)を造る作業に入りました。これから、ベタ基礎の上に束(つか)が立てられ、大引(おおびき)や根太(ねだ)が組まれてきます。

1月21日(土) 

玄松院様用 木材加工状況
 おはようございます。
村山市にある本社工場では、宮大工Oさんが玄松院様に使用する桁(けた)材を加工しています。太い角材に墨付け(すみつけ)をして、これから複雑な仕口(しぐち)を作っていきます。

1月20日(金) 

東根市の本源寺様 銅板葺き施工状況
 おはようございます。
山形県東根市で工事をさせていただいている本源寺(ほんげんじ)様の状況です。銅板葺き工事が順調に進み、本堂主棟(しゅむね)の鬼飾りと棟の定紋(じょうもん)が取り付けられました。屋根足場も取り払われて新しい屋根の全容が現れてきました。引き続き、本堂軒天井の銅板張りと客殿の屋根の仕上げに入っていきます。完成までもう一息です。

1月19日(木) 

リノベーション工事の極致。新しい7寸角ヒノキ柱と既存虹梁が見事に融合しています。
 おはようございます。
宮城県遠田郡美里町にある玄松院(げんしょういん)様本堂大改修工事の作業状況です。外回りと内部の柱の入れ替え工事が無事終了しました。外回りの柱もそうですが、特に内部の柱は四方から既存の虹梁(こうりょう)や差し鴨居(かもい)が組まれてあるので高度な匠(たくみ)の技が要求される作業です。しかし、弊社の熟練した社員宮大工達は、見事にそれをやってのけました。私的には、本堂新築工事よりはるかに技術的に難易度が高く、豊富な経験に基づいた確かな技量がないと出来ない仕事だと思います。また、チルホールという器具を用いて建物上部をワイヤーで引っ張り、建物の傾きも全て修正しました。現在は耐震補強の耐力壁(たいりょくへき)造作(ぞうさく)工程に入っています。