おはようございます。
玄松院(げんしょういん)様の作業状況です。本社工場で木材の加工が急ピッチで進んでいます。これは本堂の屋根に使う母屋(もや)材の仕口(しぐち)を仕上げているところです。仕口とは、木材と木材をつなぎ合わせる部分を言います。いろんな仕口がありますが、これは「追っかけ継ぎ手」というもので一度、つなぎ合わせるといくら引っ張っても抜けない形状に削ってあります。入社3年目のY君が手カンナで仕上げています。機械によるプレカット加工が主流の昨今ですが、弊社では「手仕事」の技を後継の若手職人に伝承していきたいと考えています。