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2月25日(水) 

専念寺様本堂全景
 秋田市にある専念寺様の本堂全景です。いよいよ2月23日から工事に入らせていただきました。まず基礎の耐震補強工事から入らせていただき、そのあと本堂内部の改修工事、屋根の改修工事と順次進んでいく予定です。

2月24日(火) 

ケヤキの丸柱加工風景
 「2月は逃げる」と言いますが、気が付けばあと5日を残すのみとなりました。まさに2月はあっという間ですね。
会社の工場でも、3月から本堂の建て方が始まる岩手県一関市の玉川寺様の役物(やくもの)の加工が進んでいます。この写真はケヤキの丸柱を宮大工が手カンナで加工しているところです。最初は四角い柱から始まり→次に八角形→さらに十六角形→最後に三十二角形へと削っていきます。そして仕上げはカンナの刃が丸い特殊な手カンナで行います。写真をよく見ると柱にうすく墨(すみ)を打った線が見えます。これは32角に分割したときの線です。こうして真円(しんえん)に近くなるまで宮大工が手塩にかけて一本一本仕上げていきます。

2月23日(月) 

工事安全のお勤め風景
 先週の土曜日、秋田市にある専念寺様で本堂改修工事の「工事安全のお勤め」が執り行われました。御住職の読経が厳かに響く中、工事の安全と立派に完成する事を真剣にご祈念させていただきました。専念寺様は市内中心部に位置し秋田駅のすぐ近くにある名刹です。今回、工事をご依頼いただいたことは弊社にとり大変光栄なことと感謝申しあげます。これから7月半ばの完成に向け精一杯努めさせていただきます。

2月20日(金) 

向拝柱加工風景。(奥の二本が妙頓寺様に使ったケヤキの柱です)
 今回は、宮城県村田町の妙頓寺様に使用した向拝柱の加工風景を紹介いたします。
写真奥に見える二本が今回新しく交換したケヤキの柱です。10年以上乾燥した太い丸太からとったもので、太さは約1尺角です。ホゾ取りが終わり、面取り仕上げをしているところです。弊社の工場で約2週間かけて手作業で仕上げました。手前の方は岩手県一関市で3月から新築する本堂に使うケヤキの柱を加工しています。

2月19日(木) 

工事前の本堂全景
 現在工事をさせていただいている宮城県村田町にある妙頓寺様の施工前の写真です。立派なお御堂ですが、肝心の屋根が少し薄い感じがし、屋根の稜線(りょうせん)も直線的です。ですので、今回は箕甲(みのこ)と向拝(こうはい)のそりの曲線をきれいに出そうということになり、入母屋と向拝を下地木部から造り直すことになりました。さらには屋根の重厚感を出すために屋根下地厚くする工事を施します。もちろん、屋根材は強化ハゼ銅板一文字で葺きます!そして、向拝柱も新しいケヤキの柱に交換いたします。