2月25日(水)
2月24日(火)
「2月は逃げる」と言いますが、気が付けばあと5日を残すのみとなりました。まさに2月はあっという間ですね。
会社の工場でも、3月から本堂の建て方が始まる岩手県一関市の玉川寺様の役物(やくもの)の加工が進んでいます。この写真はケヤキの丸柱を宮大工が手カンナで加工しているところです。最初は四角い柱から始まり→次に八角形→さらに十六角形→最後に三十二角形へと削っていきます。そして仕上げはカンナの刃が丸い特殊な手カンナで行います。写真をよく見ると柱にうすく墨(すみ)を打った線が見えます。これは32角に分割したときの線です。こうして真円(しんえん)に近くなるまで宮大工が手塩にかけて一本一本仕上げていきます。