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3月4日(水) 

正法寺様の遠景
 昨日、仕事で岩手県に仕事で行ったので少し足を伸ばして水沢市にある正法寺を拝観させていただきました。
曹洞宗の第三の本寺と言われる御本山です。道路から急な石段を登ると目の前にそれはそれは堂々たる茅葺き屋根の本堂が現れます。平成の大改修を経て人けもなく静かにたたずむ諸堂を前に、私自身しばしの間、寒さを忘れ雑念からも離れ峻厳な気持ちに包まれた気がいたしました。

3月3日(火) 

木連格子造作風景。
 宮城県村田町で工事をさせていただいている妙頓寺様の現在の工事状況です。
入母屋の木連格子(きつねこうし)の造作をやっています。

3月2日(月) 

専念寺様本堂基礎工事
 いよいよ弥生(やよい)3月に入りました。山形の春ももうすぐそこまで来ている感じがします。
さて、秋田市にある専念寺様本堂改修工事の工事状況です。現在基礎工事に取り掛かっていて基礎になる部分の土を鋤(す)きとっているところです。このあとベースコンクリートを打って型枠を造り、鉄筋を組んでからL型金具を束(つか)に固定した後、コンクリートを打設して独立基礎を作っていきます。全部で130箇所独立基礎を設置していきますが、窮屈な床下での作業なのでなかなか大変です。

2月27日(金) 

屋根造作風景。
 宮城県村田町で工事をさせていただいている妙頓寺様の現在の工事状況です。
工場で加工された新しい破風板(はふいた)が納まり、入母屋の箕甲(みのこ)、木連格子(きつねこうし)、屋根の厚みを増すための下地等が造られているところです。

2月26日(木) 

入母屋に使う破風板加工風景。
 これは、宮城県村田町の妙頓寺様に使用する破風板(はふいた)を弊社の工場で加工しているところです。
長さが19尺、厚みが2寸5分、継ぎ目無しの杉板無節一枚物です。ご覧のように破風板(はふいた)は弓なりに反っているので幅広の板から取らなければなりません。これは2尺5寸幅の長さ20尺の板から取りましたがこれだけの長物で無節材を4枚揃えるのはなかなか大変です。