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8月19日(土) 

巨海院様 大唐破風(おおからばふ)の鬼面と鬼飾り 
 おはようございます。
 これは、先月、本堂大唐破風(おおからばふ)復元工事が終了した山形県西村山郡大江町にある巨海院(こかいん)様の鬼面(きめん)と鬼飾りの拡大写真です。鬼面は既に50年以上経過していたこともあり、色は剥がれ、下地木部の傷みが進み、見る影も無い状態でした。それをお寺様が専門家に依頼して修復復元したものを再度取り付けさせていただきました。工事前と比べると見違える様に立派になりました。外部なので風雪から保護するため上部に笠屋根が付いています。また、鬼面を取り付けている鬼飾りも腐れが酷かった為、弊社で新規に製作しました。宮大工がノミで掘って彫刻した型木を銅板で包んだ「叩(たた)き出し鬼」です。よく見ると銅板の凹凸が深いのがわかると思います。これも本式で手の込んだ鬼飾りです。

8月18日(金) 

喜清院様 木材積み込み状況
 おはようございます。
 この写真は、山形の本社工場で、加工した柱材を20トン積み大型トレーラーに積み込んでいるところです。岩手県遠野市の喜清院本堂に使用する太い柱材や梁材(はりざい)、役物などの加工が一段落し、いよいよ本格的に現場に乗り込むことになった為です。明朝、弊社の宮大工さん達は片道約4時間かけて岩手県遠野市を目指して出発します
 

8月17日(木) 

屋根板金工事状況
 おはようございます。
お盆休みが明けて今日からいよいよ仕事が始まりました各寺院様の工事も元気に再開させていただきますのでよろしくお願いいたします。
さて、山形県東置賜郡川西町にある東陽寺様の本堂屋根改修工事状況です。小屋組みから新しく作り直した本堂屋根の木工事が終了し、板金工事がだいぶ進んできました現在、屋根平間四面が終了し、主棟と軒天の板金工事に入っています。今回は、耐久性に優れたフッソ樹脂鋼板という屋根材を使用しています。屋根平間に横に掛けてあるのは、工事用の屋根足場です。主棟の板金工事が終わると、上の方から外してきます。

8月11日(金) 

熊野神社様 拝殿大改修工事
 おはようございます。
 福島県伊達郡桑折町にある熊野神社拝殿大改修工事の状況です。この写真は拝殿屋根の木工事をしているところです。今回は、瓦屋根から銅板屋根に変えますが、瓦に負けない重厚感を出す為に屋根下地を作り直して屋根の厚みを出します。具体的には、軒先葺地で約5寸(15cm)厚みが増すように屋根全体を改修工事します。これにより、軒先葺地を銅板5段葺きにすることが出来、さらには、入母屋の箕甲(みのこ)曲線もボリューム感のあるものに作り直すことができます。尚、弊社は明日から8/16までお盆休みとなります。その間、恐れ入りますがブログもお休みとさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
 

8月10日(木) 

熊野神社様 拝殿大改修工事
 おはようございます。
 福島県伊達郡桑折町にある熊野神社拝殿大改修工事の状況です。この写真は拝殿内部の様子を写したものですが、内部の物品を全て運び出し、古い畳も撤去し、天井も解体しています。これから屋根下地を新しく作り直したあと、床、壁を解体し、建物の傾き、曲がりを矯正していきます。