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6月27日(金) 願善寺本堂屋根改修工事

願善寺様 本堂屋根改修工事
 村山市にある願善寺様の本日の作業状況です。明日の上棟式を控え、当社の宮大工さん達が、炎天下の元、作業に従事してくれています。村山地方は、ここ一か月まともな雨が降っておらず、今日も30度を超す真夏日でした。それでも、大粒の汗を流しながら、黙々と完成に向け頑張ってくれている姿を見ると本当に頭が下がります。昔も今も、こうして「手仕事」で作り上げてきたものが、見るものに「何か」を語りかけ、多くの者に感動を与えてきました。これからもそれは変わらないと私は思います。だから皆に言います。「一つとして同じものがないこの宮大工の仕事は、大変だけどすごくやりがいがあるんだよ。」と。

6月26日(木) 古民家再生工事

K様邸 古民家再生工事
 高畠町で古民家再生工事をさせていただいているK様宅の二階部分の現在の工事状況です。
新しい天井を古い梁の上に造作して、なるべく古い柱と太い梁が現れるように計画しています。
ただ、住む方達に配慮し、冬期間寒くないように天井の高さを考えたり、天井、壁、床の断熱対策をしっかりやっています。

6月25日(水) 玉昌寺新築工事

玉昌寺様 本堂内部全景
 ついに、昨年の春から工事に入っていた玉昌寺様の本堂が完成いたしました!約一年三か月の工事期間を経て無事竣工をみました。ケヤキとヒバの無節をふんだんに使い、しかも芯去り材という贅沢な本堂に仕上がりました。ご住職様にも「こんなりっぱなケヤキの虹梁と向拝柱はこの辺にはない。彫刻の彫りも深いし、折り上げ格天井も高くて広々とした空間になってよかった。なにより材料がすばらしく、全体のバランスも良い」と最高のお褒めの言葉をいただき、恐縮いたしました。ちなみに、正面の総ケヤキの須弥壇も弊社で製作して納めさせていただきました。

6月24日(火) 薬師寺大改修工事

慎重に、傾いた柱を直していきます。
 薬師寺様の今日の作業状況です。チルホールという機材を用いて、既存柱の倒れを垂直に矯正する工事を行っています。薬師寺様の本堂は、長年の時を経て、本堂全体の柱の傾きが顕著になり危険な状態でした。今回の改修工事の中で、「柱の傾きの矯正」は大きな項目の一つになっており、当社の宮大工達が慎重に作業にあたっています。その甲斐あって、見違えるように元の垂直に近い柱になりそうです。この工程が終わると、土台部分の布基礎の打設に入ります。

6月23日(月) じゅんさい沼

初夏の味覚、じゅんさい摘み(水面に見えるのがじゅんさいの葉)
 会社から車で約10分のところにある「じゅんさい沼」で、初夏の風物詩であるじゅんさい摘みがはじまりました。手前の箱船に乗って、水中にあるじゅんさいの芽をひとつひとつ丁寧に摘み取っていきます。葉山のきれいな伏流水が湧き出る沼で、昔からじゅんさいを作っている様です。
さっと湯がいて、冷たくしたじゅんさいを酢だまりでたべると最高です。つるんつるんとした触感がたまりません。村山市のじゅんさい沼では、直売所も営業しており8月上旬までやっています。