9月23日(火) 玉林寺 本堂庫裡屋根改修工事
9月20日(土) 銘木の製材の立ち合い
10日程前、福島県のT寺様のご住職から、お檀家の工務店社長から立派な銘木を御寄附していただくことになったので製材するとき立ち会ってほしいとのご連絡をいただき、昨日、常務と中嶋棟梁と私の3人で福島に行って参りました。事前の打ち合わせで一枚板の天井材と化粧柱を中心にとることにして臨みました。聞くところによると、福島県の木幡山にあった樹齢300年の杉を30年前に購入し倉庫に保管しておいたものとのことでした。末口の直径が120cm、確かにほれぼれするような立派な丸太でした。ただ、こればかりは引いてみないとはわからないところがあり緊張感の漂うなかでの製材となりました。丸一日かけて丁寧に製材した結果、幅2尺上の木目の素晴らしい天井板材10数枚と四方正目の6寸角の柱が6丁、それに幅3尺、厚さ2寸、長さ12尺の上物の一枚板をとることが出来ました!これらの材料は、山形県の弊社倉庫に運ばせていただいて、大切に保管し2年後のT寺様客殿大改修工事の時に使わせていただく予定です。その時には御寄附された社長様のお気持ちを忘れずに、精根込めてこの銘木を生かさせていただく所存です。ありがとうございました!