10月2日(木) 自牧寺本堂屋根改修工事
10月1日(水) 玉林寺 本堂庫裡屋根改修工事
9月26日(金) 自牧寺本堂屋根改修工事
今回は、東根市で工事をさせていただいている自牧寺様の銅板葺き工事に使用している「技建強化ハゼ銅板一文字」を紹介します。一番の特徴は、その名の通りハゼが強化されていて、通常は一回折りになっているハゼの折り曲げ部分が、もう一回返されていて二回折りになっているということです。これにより、銅板の弱点だった「ハゼ切れ」や「ハゼのアバレ」等が解消されました。さらに、施工法も特許になっており、強化ハゼ銅板一枚につき一枚の強化捨て板が入るようになっています。(写真参照)
見ると、釣り子を大きくしたような強化銅板が、強化ハゼ銅板の屋根板の合わせ目毎に入っているのが見えると思います。その間に、小さく見えるのが従来の「釣り子」です。当然銅板の量も通常より多く使用しますが、その分、丈夫で長持ちし水切れもよく、100年耐久屋根となるのです。