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6月7日(火) 

本覚寺様 大唐破風の箕甲(みのこ)仕上げ。
 おはようございます。
南陽市にある本覚寺様本堂屋根改修工事の状況です。これは大唐破風屋根(おおからはふやね)の箕甲(みのこ)部分の屋根板を張っているところです。箕甲部分は本堂全体の印象を決めてしまう一番大事な所の一つです。またそれだけに、宮大工のセンスが問われる難しい所とも言えます。一つとして同じ寸法がなく一本一本違う曲線の櫛型垂木(くしがたたるき)が配置されるのですから。そんな訳でここに張る屋根板は衣摺(きずり)といって細くて曲げやすい特殊な板を使います。弊社ベテラン宮大工のOさんが一枚一枚丁寧に張っています。

6月6日(月) 

陽雲寺様 位牌堂改修工事状況
 おはようございます
天童市舞鶴山にある陽雲寺様の現在の工事状況です。古い位牌堂を全面改修するということで天井、壁、床、基礎、位牌壇を新しく作り直しています。工事がだいぶ進み、両サイドの位牌壇に続き、中央の雛壇(ひなだん)の製作に入っているところです。以前の位牌堂は床高が廊下より約30cm低くなっており、出入りが大変でした。今回は段差を無くしてバリアフリーにしたのでとても使いやすくなりました。しかし、屋根は既存のままなので、その分、天井高をとるのにとても苦労しました。梁(はり)を合せ梁にして、その間に蛍光灯を埋め込み、さらに梁を表わして天井高を確保しました。もちろん断熱材はしっかり施工しました。苦労はしましたが、以前と比べ、見違える様にスタイリッシュで、開放感のある仕上がりになります。完成が楽しみです

6月4日(土) 

観音寺様 新築工事状況
 おはようございます。
弊社元請で工事をしている観音寺様本堂新築工事(宮城県大郷町)の現況です。瓦葺き工事に続き、木工事がついに終了いたしました。下請けを一切使わず、当社の社員宮大工が責任施工で手塩に掛けて造営(ぞうえい)した堂々たる本堂です吉野ヒノキの香りがとても心地良いです。これからいよいよ9月の完成に向けて漆喰壁(しっくいかべ)工事や畳工事、階段の石工事など仕上げの工程に入っていきます。 完成が待ちどおしいです

6月3日(金) 

喜覚寺様 基礎改修状況
 おはようございます!
尾花沢市で工事をさせていただいている喜覚寺様の現況です。基礎を新しく作り直したので向拝(こうはい)の階段も新しく造作(ぞうさく)されます。これは階段用の基礎コンクリートが打設(だせつ)されたところです。

6月2日(木) 

本覚寺様 大唐破風の型取り
 おはようございます
南陽市にある本覚寺様本堂屋根改修工事の状況です。これは会長が若手社員に大唐破風(おおからはふ)の箕甲(みのこ)曲線の型取りを教えているところです。箕甲部分は唐破風屋根の一番大事で難しい所です。一つとして同じ寸法がなく一本一本違う曲線の櫛型垂木(くしがたたるき)を配置していきます。いかにしたら優雅な曲線の屋根納まりにできるか・・・伝統の技術と技を伝えています。