蓑甲の造作。
2024-11-15
本日は青森県八戸市の常現寺(じょうげんじ)様へ。
写真は改修中の本堂屋根の様子。
蓑甲(みのこう)とは、切妻屋根や入母屋屋根などの屋根において、破風と屋根の頂部から流れる平部との間にある曲線部を指します。
主に社寺建築や数奇屋建築の屋根に見られ、独特な美しさを持つのが特徴。
ちなみに箕甲という名称は、穀物類のふるい分けに使う竹で編んだ農具である「箕(み)」の甲部分に形が似ていることに由来しています。
屋根の印象を大きく左右する重要な工程のため、しっかりと型を決めながら、一段ずつ丁寧に仕上げていきます◎
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